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2024/09/23

声は殺すものです。
ただの一言も、唇から漏らしてはなりません。
吐息すら呑み込んで、息を殺して潜むのが役目です。
断末魔も嘆きの悲鳴も、圧し殺して耐えるのが我々です。
ですから忍に声など要らないのです。

あなたを想うための声など。

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2014/06/04

最初は、小動物から始まる。たとえば、雀。蛙。あるいは愛玩されていた鼠。
それから、鶏、兎。見ているだけなら、馬や山羊。この辺りで大抵の子供は察しがついて、大体反応は二つに別れる。嫌がるか、耐えるか。そうでなかった者は、ここで振り落とされる。
振り落とされたものがどうなるのかは知らない。なんの関係もない所へ奉公にでもやられるのかも知れなかったし、なにか別のことを習うのかもしれない。いずれにしろ確かなのは、ヤンマは振り落とされなかったという、それだけだ。
一番最後に殺すのは子供によって違う。子馬のこともあったし、猫のこともあった。ヤンマの時は犬だった。三年を共に暮らした、焦げ茶色の、耳の立った犬だった。
多分、自分は「うまく」出来たのだろうとヤンマは思う。奪うものの重さが解らぬ者に、奪う資格も、それで某かを購う資格もなし。あれはそういうことなのだと知ったのはそのすぐ後だ。
柔らかかった毛皮の感触はしばらく手に残ったが、もう思い出そうとしても出来はしない。ヤンマにとってはそれくらい、昔の話だ。 

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忌々しい魚の歯が抉った傷は、毒でも噴いたように酷く鬱血して黒い。熱を持った傷に些か荒っぽい手つきで膏薬を盛りながら、まあ酷くやったね、と女は笑った。
「ただの傷だけじゃないだろ、これ」
「この傷を知っているのか」
「そりゃ、わたしがやるのと同じだもの」
 傍らに置いた屑籠に右手で膏薬を塗った木べらを突っ込み、左手でガーゼをつまんでツツガは語る。
「何かを攻撃するときには、気合いが要るだろう。あんたの号令みたいなさ。他へ向ける敵意、害意。でもそれが外に出て行かなかったらどうなると思う?」
 その傷、とツツガは油の光る傷口を視線で示した。
「爆ぜたろう」
 言い当てられて、ミュルメクスは眉を顰める。剣の切っ先が魚の鰓に差しこまれた。肉を絶つ感触。呼応するように弾けた傷。溢れた黒い血。
「敵意の流れを堰き止めて、曲げる。方向を変えて、己の敵意が己を傷つけるんだ」
 気をつけな、傷口にぺたりとガーゼが押し当てられた。
「何かを攻撃するってのはね、今のあんたにゃ命取りだ」

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「見えますか」
 既に宵の星をちりばめた空を背景にして、闇に紛れそうな色をした装束の輪郭は淡く、少年の姿をぼんやりと融かしている。装束を纏わない顔と、それから手首から先、日焼けの少ない痩せた腕だけが夕刻の空に浮かび上がる。ぴんと伸びた人差し指の指し示す先を追って、アキツは夜空の一点へと眼を凝らす。
「2番目の星です」
 どうですか、という声に、アキツは眼を細めることで応える。綺麗に並んだ七つの星の、その端から2番目。言われなければ疑ってもみないだろうその星を睨んで、思わず眉間に皺を寄せそうになった気配を察したのだろう。視界の端で、ヤンマが僅かに首を傾げた。
「――では、少し、視界をずらしてください」
「ずらす?」
「別の位置を見るんです。見える範囲の端の方に、あの七つ星が入るようにする」
 例えば、と少年は伸ばしていた手をひらりと返す。暗がりの中ぼんやりと、白い手が挙がる。
「俺を見る」
 ぴたりと顔の横で止まった手の、すぐ横でこちらを見ている濃紺の瞳とかちりと視線が合う。そのまま、と彼は言った。
「眼は動かさないで――見ている方向も変えちゃいけません。そのまま、眼の端の方に気をつけるんです」
 視線も動かすな、と言われ、些か途方に暮れながら、アキツは少年を見つめる。視界の端には確かに柄杓の形に並んだ七つの星が見えているが、さてどうしたものか。気を抜くと星の方を見てしまいそうで、言われたとおり、アキツはヤンマを凝視するようにしながら、そろそろと視界の端に意識を向ける。
 白い光の点にしか見えないそれは、ふとした拍子に位置さえ見失いそうになる。
 明るめの星の連なり、柄杓のような形をした一つの星座。その柄から数えて2番目、ほとんど同じ場所に輝く星2つ。――2つ?
「幾つに見えます?」
 今まで一つだと思っていたそれがはっきりと2つに見えたことに些か驚きながら、2つだ、と返すと、ようやくアキツの視界の真ん中に立っていた少年は僅かに頬を緩ませる。
「それは良かった。何でもこれが見えないと弓兵になれない国もあるそうで」
 俺は一つにしか見えないんですけどねぇ。
 残念、と言うよりはいかにも不思議だというような声で言って、ヤンマは帰り道を先導するように踵を返す。その背で黒い毛先が一つ跳ねたのを眺めながら、先ほどまでの自分は一体どんな顔をしていたのかと羞恥にも似た感情が一瞬胸を過ぎったが、すぐにあぶくの弾けるように消えていった。

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 うちのカップルさん達に50~100の質問をしてみました。
 百合編と言うことで、カップリングは金姫とアリスの二人です。清い関係なので前半の問50までお借りして回答しています。

提供元
BIANCA 南斗あきら様

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 戦士の血を引く兄妹達は国へ帰った。
 海賊と巫者の少女は船を得て島を去り、僧侶は一日の終わりを告げるような軽い挨拶とともに姿を消した。
 異国渡りの技師は、篭もる場所を世界寿の根本の迷宮から港の縁の工場へと変え、今もあの島にいる。
 国を追われた主従達は、まだほとぼりが冷めるまで、迷宮の謎を糧に暮らすらしい。「この島離れたくない理由も出来たしねぇ?」そう含んだ顔で笑って、気安い従者は真昼の真っ白な光の中に波打つ髪を曝し、宿を出ていった。
 彼らを監視しているという青年二人も、やはりそれを追うように宿を引き払っていった。物々しく加入した二人だったが、いざギルドを離れるにあたって、もっとも丁寧な対応をしていったのは彼らだった。公の任ではない故に礼状もしたためられぬ不義理をお許しいただきたく、と言って頭を下げた青年に、メリッサは随分と面食らったものだ。
 そうして一人減り二人減り、すっかり人の気配のしなくなった宿の一角の一部屋で、先に旅立っていった彼らと同じく荷物をまとめ、港の船着き場でシスターと技師の見送りを受けたのが、丁度一週間前のこと。
 長いようで短い船旅が終わり、この船が港へ着けば、そこで長いこと行動を共にした青髪の青年の任務も終わる。晴れて彼は海軍に戻れるというわけだ。
 そうしてギルドは、また二人きりになる。世界寿の麓へいこう、そう約束した日の、ファルファーラとメリッサのたった二人きりに。

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2011/06/10

「お久しぶりです、お兄様」
 滑り込んだ部屋の中、来客用のソファに一人だけ腰掛けていた人物を認めて、ファルファーラは微笑む。ごきげんよう、とドレスをつまむ代わりに、ほんの少しだけ腰を曲げた。
「こんばんは、ファルファーラ。……こっちへ掛けなさい」
 ファルファーラが僅かに首を傾げてみせると、彼はつ、と向かいのソファを示した。それでやっと、ファルファーラは分厚い絨毯の上を進み、兄の向かいに座ると、そっと視線を落とした。兄の声は、怖い。間違えたら、もしファルファーラはどこも「おかしく」なんてないのだと露見してしまったら。彼と話すとき、ファルファーラはそれを一番に恐れている。
「明日出発するのだと聞いたよ」
 顎に張り付きそうになる舌を動かして応じる。決して不自然なところがないように。
「はい、明日、アーモロードへ出発するんです。とても楽しみ」
 同じ言葉を繰り返して応じる。大抵の人は、これで眉を顰めるものだ。
「迷宮へ挑むのだったか」
「ええ、迷宮の奥には未だ誰も入ったことのない場所があるのですって。私、そこを探すんです。ねえお兄様、迷宮の奥は海の底より深いのでしょう?人魚の国があったら、私、自分のことをなんて紹介したらいいかしら」
 今時少女でさえしないような妄想に、はたして兄は僅かに口元を歪めただけで、応えを返さなかった。
「……アーモロードには話を通してある。くれぐれも粗相の無いように」
「そそう?」
「失礼なことをしないように」
「わかりました、ちゃんとご挨拶します。ねえお兄様」
「何かな」
「アーモロードにも王家があるのでしょう? お姫様はいるかしら。仲良くなれたら素敵ね」
 ふ、と彼は溜息を吐く。それに混じったどこか呆れたような色には、決して気付いた素振りを見せてはいけない。
「ファーラはまるで子供のようなことを言う」
「子供なんて。私、もう18です、お兄様。大人です」
「なるほど、ファーラは一人前のレディというわけだ。だがレディなら、そろそろ結婚を考えなくてはならないな」
「結婚……ですの?」
 どきり鼓動が大きく打った。思わず鸚鵡返しに呟いて、慌ててファルファーラは口を噤む。違う、心が幼いままのファーラ姫は、結婚だなんて言葉に、そんな風に狼狽えたりしない。
「そうだ」
 次第に鼓動が早くなる。今そんな話を進められたら、アーモロードへ発てなくなってしまう。よしんばアーモロードへ発つことが出来ても、すぐに連れ戻されてしまうだろう。
「大人になったら、すぐ結婚しなければならないのですか?」
「そうだな、出来るだけ早いうちに」
 動揺する心とは裏腹に、そっと思考が囁く。そうでしょうね。私が嫁げば、王位は間違いなく貴方のものだから。
 するりと入ってきた思考は、即座に動揺する心を冷ました。
「でもお兄様、私、明日には出発してしまいます」
「だから、ファーラが帰る頃に合わせて準備をしておこう」
「準備って、どんなことですの?」
「細かなことだ。相手に話を通したり、場所の用意をしたり。こちらに任せておけば全てやっておく。なんなら花嫁衣装で帰ってきても良いように」
「素敵ですのね」
 何も解っていないような顔で、ファルファーラは微笑む。なんということはないのだ。ここに帰ってこなければ、そんなことは起こらない。兄の思惑通りに動かされたりもしない。
「そういえば、お兄様、お父様は?」
 最前から答えのわかりきった問いを今更のように発すると、兄は首を横に振る。
「ファーラの出立前最後の日だからとお呼びしたが、生憎お加減がよろしくない」
「そうですの……」
 憂うようにファルファーラは俯いたが、実際の所、父王の容体は予想の範囲だった。既に身を案ずるよりは諦めの方が強く、政務の殆どは父の手を離れて久しい。その程度には父王は長く病床に伏せっており、またそうでなければファルファーラが望んだように、この国を離れることなど出来はしなかっただろう。
 迷宮へ挑むなどという夢追うようなことは、きっと許されなかった。
「……では、お兄様、私はこれで」
「明日は早いのだったか」
「はい。父上によろしくお伝えください」
 言って、ファルファーラは席を立つ。返事も待たずにドレスの裾を翻して扉へ向かう彼女の背に、珍しく声が掛かった。
「おやすみファルファーラ。良い夢を」
 立ち止まって、ファルファーラはゆっくりと振り向く。それがただの慣例の言葉だったのか、或いは何某か含まれた意味があったのか。いずれにしろ、ファルファーラは何も解らないふりで微笑むだけだ。
「はい、素敵な夢を沢山見られると、いいのですけれど」

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2011/05/19

 白い石をくりぬき、或いは積み上げて作られた王城は、床ばかりでなく柱まで白い。すっと伸びた円筒に飾り彫りの施された柱の支える、その天井までもが淡い濃淡のある白で作られていて、薄く影の落ちる夕刻より後は眼を凝らさないと遠近感を見失う。
 今もこの先の部屋の主を気遣ってか、いくらか燭台の間引きされた回廊は仄暗く、薄い影と影とが溶け合わさって最奥の扉は遠くも近くも見える。
 しかし、端から覗き込んだ際には永遠に続くかと見えた回廊も、いつの間にか赤い絨毯の端は数歩先にまで迫っており、立ち止まった主人の二歩後ろで、メリッサもまた立ち止まった。
 薄い金色の産毛の生えた白い項のすぐ上辺りで、赤い耳飾りが揺れる。けれどそれはルビーでもスピネルでも、ましてやガーネットでもない。どこかの街で、ガーネットの色を真似て作られた新作のガラス――そういう触れ込みではあるけれど、所詮はただのガラス玉だ。彼女が身に纏う宝飾のうちで、本物の石が使われているのはティアラだけ。けれどそれですら本来ファルファーラの物ではない――否、ファルファーラの物ではなかった、と言うべきか。若くして亡くなった彼女の姉の形見であるそれは、もう何年もずっと彼女の頭部を飾っている。
 それを誰も咎め立てようとしない程度には、ファルファーラは城の中では顧みられない存在だった。憐れみや、ファルファーラの言動の気味の悪さが多分にそれを助長していたにしても、誰もがただ儀礼的に、形式的に接してゆくだけ。
 誰も――そこまで考えて、メリッサは無意識に、自分の水色のエプロンドレスを握りしめる。メリッサを除いて、他の誰も、その内実に触れようとはしない。
 だからこんな窮屈なお城なんて捨ててしまって、遠いところへ行こうと二人で誓ったのに。
「メリッサ」
 少しだけ硬い声で呼ばれて、はい、とメリッサは小さな声で返事をする。深く息を吸い込む仕草か、ファルファーラの肩がほんの少しだけ上がって、それから彼女は振り向いた。
 この先の部屋で待つ人のはからいであろう、本来扉の脇を固めるはずの警備兵の姿は今はない。
 だから今、ファルファーラは素のままの言葉でメリッサと話す。
「メリッサは、ここで待っていて。すぐ戻るわ」
「……でも、姫様」
 言いかけて、メリッサは言い淀む。確かに、これより先にメリッサが踏み込むのは非礼となる。
「ここはお父様のお部屋だもの、お兄様も何もできないわ、大丈夫よ。だから何かあっても、決して怖いことをしては駄目。ねえ、約束して、メリッサ」
 私、貴女が大切なの。そう目を合わせて言われては、メリッサは何も言わずに頷くしかない。
 ファルファーラの言葉は決して嘘ではないけれど、全てが真実でもない。その証拠に、覗き込んだ瞳には不安が宿っているし、ありがとう、という囁きは怯えたように掠れていた。大丈夫と言い聞かせながらも、ファルファーラはそれを信じ切れていない。
 そっと絡められた指がほどけて、細い背中が扉の隙間に滑り込んでゆくのを、メリッサは何故頷いてしまったのだろうと、酷く後悔しながら見送った。

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2011/05/17

 ねえメリッサ、かき消えそうなか細い声が囁いた。
「好きな人と一緒にいたい、と思うのはいけない事かしら」
 弦の震えるような声だと思う。張り詰めて、震えて、今にも切れてしまいそうな。それが痛々しくて、メリッサがそっと両掌で包んでいた柔らかな手を握ると、小さく息を呑む気配がした。他にどうしたらいいか解らなかった。夜の空気と同じ温度の肌に、胸の奥の方が締め付けられるような気分が押し寄せてくる。一日中歩いて疲れ果てた足よりも、魔物に負わされた治りきらない傷よりも、そちらの方がずっと苦しくて、リッサは見えないように少し俯いて眉を寄せた。
 一瞬緊張したように硬直した白い手は、それからゆっくりと繊細な指を折りたたんで、メリッサの手を握り返してくる。
「きっと、もう一度逢いたかっただけなの。それがいけないことだなんて、……いけない方法だったなんて」
 独白にも似た呟きに、メリッサは何も言うことが出来ず、ただ胸の内の思いを呑み込む。
 いけないことなんてない、あなたと一緒にいることを禁じられたら、そんなことは耐えられない。だからメリッサは何があってもファーラの側にいるし、それが出来なければきっとどこかが壊れてしまう。
 メリッサの願いも想いも、グートルーネのそれと、きっと本質は変わらない。
 けれど、それを言ってもどうにもならない。白亜の姫君のしたことは何も間違いではない、だから彼女の存在を容認する?
 それでは駄目なのだ。今深都の意向に真っ向から反するようなことをすれば、それこそこの地にファーラの居場所はなくなってしまう。
「私、ずっとここにいたかった。私をここに居させてくれるみんなを守りたかった。私の……国を、護りたかった。なのに……どうして、こんな事になってしまったのかしら」
 私達も、彼女も。
 そのあまりにもうち沈んだ響きに、メリッサは強く首を振る。
「ファーラ様、どうしてなんて仰らないで。ファーラ様が間違ったことをなさったわけではありません。だから、どうか……」
「でもメリッサ、彼女人だったの。貴女も会ったでしょう、彼女、今も人かも知れないの。……けれど私、私達」
「ファーラ様!」
 鋭く遮られて、驚いたようにファーラはぴくりと肩を竦める。
「お願いですファーラ様、言わないで……」
 メリッサの泣きそうな声音に、ファーラの方から項垂れるように力が抜ける。
「……ごめんなさい、私、貴女と一緒にいたい。彼女のことを、人事だなんて思えないの」
 ごめんなさい、もう一度小さく落ちてきた声に、メリッサは首を横に振った。
 だって、おかしい。ファーラもメリッサも、ただあの白い城から一緒に逃げてきたかっただけだ。それなのに、こんな事に巻き込まれてメリッサにとってこの上なく大切なファルファーラが傷ついている。そんなことはおかしい。ファルファーラはこれ以上傷ついたり、穢されたりしてはならない。
 メリッサはそっと息を吸い込む。例えこの願いが深都の怒りに触れようと、或いはフカビト達の思う壺だったとしても、それだけはさせられない。
「グートルーネ様がフカビトだというのなら、真祖を倒しましょう。グートルーネ様をフカビトにしたのが真祖ならば、真祖を殺せば彼女も元に戻れるかも知れません。そうしたらフカビトを恐れることもなくなるし、深都の意向にも反しません。もしそれで駄目なら、もっと深くへ下りて魔を倒しましょう。どれだけ大変でも構いません。グートルーネ様を討たなくていい方法を探しましょう。私、何だってします」
 メリッサはファーラの側にいたい。側にいて、叶う限りの全てから守りたい。彼女を穢す何ものからも遠ざけたい。彼女も、彼女の願いも、全て損なわれてはならない。だから。
「だからファーラ様は、人殺しなんてしないで」

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 正直どのカテゴリーに入れたものか大変悩むのですが、とりあえずここに。
 青年プリY兄上の方とその部下のウォリ雄Y氏。
 大変ぬるいですが15禁くらいでお願いします。腐女子向けです。

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